「研究推進プロジェクト」の公募


全国社会科教育学会では,総会・会報でご案内の通り,「研究推進プロジェクト」を2024年3月1日締め切りで募集しております。本プロジェクトは,全国社会科教育学会が,現職教員,大学院生および研究者等が連携して実施する研究会・研修等の事業を幅広く支援し,会員の活動を活性化させることを目的として,会員が企画し運営する研究・研修等の事業を,原則として1件10万円を上限に,年間3件程度を助成します。応募書式は、学会HPからダウンロードしてください。送付先は、申請書をご確認ください。

過去の採択事業(事業テーマは申請時のもの。敬称略)
2016年度(3件)
・岡山社会科授業研究会(代表:井上昌善)
「能力ベースによる小中高一貫社会科授業開発研究-議論する力に着目して-」

・鹿児島社会認識教育研究会(代表:田口紘子)
「表現力育成を図る社会科授業の研究-学習新聞作成による認識と表現の結びつきを焦点に-」

・日韓相互理解研究会(代表:金鍾成)
「国民アイデンティティー,そして他者との対話」

2017年度(5件)
・目指す社会科授業を創る会(代表:胤森裕暢)
「教師は,自らの中学校社会科授業を,いかに創ればよいか?」

・小学校社会科教材開発研究会(代表:紙田路子)
「コンピテンシーベースの資質・能力の育成を目指した小学校社会科授業実践研究」

・社会科教員養成カリキュラム研究会(代表:大坂遊)
「カリキュラム運用の実態解明とその教師教育的意義-批判的同僚集団による相互授業分析を中核として-」

・アジア主権者教育研究会(代表:神野幸隆)
「日本・中国・インドネシアにおける主権者教育の比較研究」

・日本史Aカリキュラム開発プロジェクトグループ(代表:斉藤仁一朗)
「主題史学習を取り入れた日本史カリキュラムの実践研究-逆向き設計論に基づく教師の自主的・主体的なカリキュラム・デザイン―」

2018年度(1件)
・初等教員養成と生活科・社会科を考える会(代表:渡邉巧)
「社会科の専門家たちは,いかに生活科の構想・発展に取り組んできたのか?-教員養成・研修の理念と実践を中心にして-」

2019年度(3件)
・未来につなぐ社会科の会(代表:片山博子)
「開発的な社会科指導の実践のための一研究~経験ある教員と若手教員の協働的な開発研究を通して~」

・歴史を学ぶ意義を実感させる授業開発研究会(代表:西村豊)
「高校生の歴史学習に対する意識に関する実証的研究-進路意識との関係性に着目して-」

・社会科教師の力量形成に校内の教師教育者はいかにアプローチすればよいか(代表:胤森裕暢)
「校内の教師教育者である校長が社会科教育研究者と協働し,若手中学校社会科教師の量形成のための場をつくる-授業構成力を向上するための指導計画を媒 介とした協議会の工夫・改善を中心に-」

2020年度(1件)
・コンピテンシーと授業と学び研究会(代表:堀田諭)
「公共圏参入場面における子どもの個の関心・価値観の折り合わせに関する教育研究-小学校低学年を事例として-」

2021年度(3件)
・社会科評価研究会(代表:玉井慎也)
「社会科評価研究者は,いかに「社会科評価研究」を意味づけているか?―5名へのインタビューを通して―」

・歴史を学ぶ意義を実感させる授業開発研究会(代表:西村 豊)
「実用主義的なアプローチに基づく高等学校歴史教育に関する実践的研究―「歴史のif」を考える歴史授業モデルの開発を通してー」

・地理学習オンライン研修会(代表:宅島大尭)
「社会科若手教師の本質的な自己省察を支援するオンライン教科研修プログラムの開発」

2022年度(2件)
・コロナ禍における多文化教育単元開発研究グループ(代表:周星星)
「感染症対策の検討を通してグローバルな見方・考え方の育成を目指した多文化教育の単元開発研究」

・子どもの社会科学習意識とジェンダー研究会(代表:別木萌果)
「社会科学習意識のジェンダーギャップに関する実証的研究-中学生を対象とした量的調査を手がかりに-」

2023年度(3件)
・岡山社会科授業研究会(つながろう会)(代表:重信謙太)
「主体的に学習に取り組む態度に着目した社会科評価実践研究」

・歴史的思考と論争問題を研究する会(代表:鈩悠介)
「「特攻」はいかに教え得るか―歴史的思考概念と教訓の多様性との関連に着目して―」

・釧路地区歴史教育研究会(代表:山元研二)
「グローバルヒストリーの視点から見た北海道の歴史教材開発の研究-中学生向け副読本作成を通して周縁・境界地域に展開する「交易の歴史」「困難な歴史」に着目した授業の可能性を探る-」